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2010.11.05

プロ野球日本シリーズ、記憶には残らないかな…

プロ野球日本シリーズも第5戦を終了し、千葉ロッテが中日に3勝2敗と日本一に王手をかけて、ナゴヤドームでの最終決戦ですが、地上波テレビの中継が3試合もないせいもありますが、このままだと両チームのファン以外には記憶に残らない日本シリーズとなってしまいそうです。

もちろん勝負の世界。勝ってナンボ、なんですが、勝ちさえすれば何でもアリ、かといえは、それは半分アリ、半分ナシですね。ま、割合はともかく、所詮プロスポーツは「ファン」あってのもの。いわば「ショウ」というか「魅せる」部分も大切で、それが観ている我々の感動を与え、憧れや尊敬の念を抱かせるんだと思います。もっとも、采配は最終的にはチームの監督が行うわけで、監督がどのように考えるか、それは各々違っていて当然ですけど、結果的に勝っても、印象に残らないなら、それはある意味「意味なし」ですね。
スポーツのいいところは、一生懸命やって勝ち負け関係なしに感動を与えてくれること。今日・11月4日、早大・斎藤佑樹投手が北海道日本ハムにドラフト指名されてから、初めての記者会見を受けたばかりですが、4年前、2006年夏の甲子園での高校野球決勝、早実・斎藤投手と駒苫・田中将大投手との投げ合いで、再試合までもつれ、最後は斎藤投手の投げたボールをバッター田中投手が空振り三振で早実優勝という決着となりましたが、我々の記憶として、勝者と敗者は分かれてしまうが、やっている選手はもちろん勝利を目指して全力プレーをしてますが、最終的に決まってしまう勝敗については、どちらになっても一生懸命やった結果として受け入れる「覚悟」が両投手にあったと思います。勝ち負けは分かれてしまいますが、観ている側として、どちらが強いか、どちらが素晴らしいか、という質問の答えは「なし」と言っていいでしょう。
ただし、高校野球はアマチュアスポーツで、プロスポーツと違うと言われてしまえば、それまでですが、プロスポーツはファンがいなければ、衰退するだけの世界。いかに観ている観客、ファンに感動を与えるかをしっかり考える必要があり、それを考えれば、自ずと勝てばそれでいい、という考えにはならないと思います。
ま、そんな話は甘すぎるかもしれませんけど、勝てばいいだけなら、それはアマチュアとも言えますね。
スポーツするのはもちろん「人間」(馬など動物をつかっていくスポーツもありますが)。機械的に同じ動きをしようとしても、そのときの体調や気分などによって結果はガラッとかわることもあります。そこがスポーツの面白さと言っていいでしょう。
何にせよ、日本シリーズでもう少しお互いの持ち味をしっかり出してほしいですね。

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