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2005.02.22

信州、北陸の花切手も4種連刷…連刷切手が多い理由

ふるさと切手・信越の花2

ふるさと切手・北陸の花
4月1日に日本郵政公社の信越支社、北陸支社からふるさと切手が発売されます。ともに花切手で、どちらも4種連刷での発行です。
私は何度も言ってますが、また言います。ふるさと切手の連刷切手発行は「切手を利用して手紙を出す利用者の立場を考えていないやり方である」。

昔は切手収集で手紙に利用せず、そのままコレクションとして保存していた方も多かったですが、今では手紙や葉書を差し出すためにふるさと切手を購入する方が多いわけです。で、切手購入する側としては「花切手」が欲しいのではなく、「自分の好みの切手」が欲しいわけです。で「連刷切手のうち1種類だけ欲しい」ということになります。連刷切手での発行形態では、本当に欲しい切手だけが買えないことになります。一応、希望すればそれだけの購入もOKということにはなってますが、「○○切手だけ100枚ください」なんて言われたら、(1)「連刷でないと売れません」と局員さんに言われる、(2)局員さんにイヤな顔をされてしまう。売った局側も半端な切手が残ってしまい、売りさばくのに非常に困る…のどちらかです。窓口の郵便局側にとっても、連刷切手は非常に困る発行形態なのです。だから、連刷切手を出してもいいけど、同じ種類の切手の20面シートもつくってほしい…と、何度も言っていますが、大半は連刷のみの発行です。
では郵政の各支社は、切手利用者や現場の郵便局側の立場を「無視」して、なぜそこまでして「連刷」の形態で発行したがるのか?
あくまで、私の推測ですが、いわゆるいろんなふるさと切手が入った「切手帳」という形態で販売するとき、1種より4種の方が多くの種類の切手を「売りさばく」ことができるから…だと思います。それも、郵政公社本社が切手収集家などからの「切手乱発」という批判を受けて、ふるさと切手の発行件数を実質「1年度1支社1題材」という方針にしたため、各支社は1件でたくさんの種類を発行できる「連刷切手」にこだわるのでしょう。
その極端な例が2004年・四国支社で発売の1シート20枚すべて異図案の20種連刷切手(こちらは花切手ではないですが)という売り方になってしまった…つまり、いい題材を切手にするというよりは、「多くの種類の切手を売りたい」という方針となり、その方針に沿った切手の題材は「無難でそこそこ人気、種類も多い花切手」…ということになり、大半の支社が「連刷花切手」発行…ということだと思います。
信越も北陸も切手の題材は既にふるさと切手で登場しているもので、新鮮味ゼロ。入手するのは、風景印押印のときに同じ花が描かれているときの台切手に使うときと、手がけた原画作者の分類として集めるくらいですね。
そして、各支社の「連刷=売れる」という発想は、逆にバラのシートなら売れるのに、連刷なために買うのをやめるケースが多く、売れる機会を阻害していることに気付いていない…「勘違い」なんですよね。
函館中央局・ハリストス正教会切手販売みほん2月19日、函館中央局へ行ったとき、「雪世界2」(2001年2月7日発売)で、函館の「ハリストス正教会」のみで販売していました(写真右)。ほかの3種の切手のバラ売りや4種連刷(シート)売りはありません。本当に「ハリストス正教会」のみの販売です。小樽局でも「小樽運河」だけバラで売られていて、他切手のバラ売り、連刷売りはありません。多分、函館中央局と小樽局で切手の「トレード」が行われた可能性大です。そりゃ、函館ならハリストス正教会の切手だけを買いますよ。余計な切手(ほかの3種)を買う必然性はありません。郵便局側もその方が連刷での販売より間違いなく売れますので、この売り方は必然的なんですよね。
そろそろ、切手発行政策を郵政にまかせるのではなく、切手収集している側が真剣に検討して、郵政に「提言」していく必要があるような気もしています。もちろん、意見って百人百通りだと思いますけど、このままならどんどん切手に魅力を感じなくなってしまうような気がしてなりません。
ちなみに、私が発行してほしい切手の題材は

(1)日本の名所(?)シリーズ
これでは漠然すぎますね(^^;。例えば日本百名山とか…100種は大変かも(^^;。でも、隔月で4種発行×25回発行で、約4年で完揃え!というのもいいと思うのですが。
(2)第2次近代美術シリーズ
日本の近代美術作品がもっと日本切手に登場してほしい、と思ってます。切手趣味週間で登場していますが、干支にちなむ題材を優先しているため、取り上げている時代がバラバラ、さらに最近は切手に特殊加工がされていて、本当の美術作品の魅力が「失われている」点が非常に残念でなりません。
(3)文化人切手・スポーツ選手切手
今年から文化人切手発行が無くなりましたが、まだまだ登場してほしい方が大勢います。
文化人切手は半永久的に発売を続けてほしいところ。そして、文化人だけでなく、スポーツ選手でも切手にしてほしい方が多いので、「体育の日」の前に発売してほしいなぁ。

どれも共通する点が「日本の誇り」…そういう感動的な切手に何度も巡り会いたいものですね。
そして、しっかりとした切手の発行スタンスを持ってほしい…そうすれば、自然と連刷での発行スタイルにはならないと思います。「1件1種で勝負!」ですね。

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Tracked on 2005.02.24 at 08:03 PM

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