« FIS・W杯ジャンプ札幌大会、初日レポート | Main | 「第56回さっぽろ雪まつり」小型印、押してきました »

2005.02.06

FIS・W杯ジャンプ札幌大会、2日目レポート

FISワールドカップ・ジャンプ札幌大会の第2戦が2月6日が大倉山ジャンプ場で開催。昨日の5日はナイターでしたが、今日・6日は11時からのスタートです。

9時40分に円山公園バスターミナル到着。既に多くの観客がバスのりばにいました。いつもはのんびりと11時頃、大倉山へ着くように行くのですが、今回は早めに行って正解でした。10時前に到着し、10時から試技に間に合う。
この日は風雪が強く、試技でも断続的に中断する悪コンディション。試技終了後、11時からスタートの予定もジャンプ場整備の関係上、11時07分からのスタート。いつもなら選手がスタートして、次の選手のスタートはおおむね1分後くらいのところ、40秒くらいで次々と飛ばせる状況。雪がどんどん積もり、カンテスピードが最初は時速88km台が86km台と落ち込み、さらに風も追い風の中でジャンプさせる状況のため、最初は100mくらいのジャンプが、90m台、80m台ジャンプ続出のつまらない状況。38番・伊東大貴選手(土屋ホーム)のときまで競技を続行させ、伊東選手は82mしか飛べず、残り3人の状況で30位と2本目進出は今日も絶望的。そして、39番・モルゲンシュテルン選手(オーストリア)のときに、競技を中断させ、アプローチ整備を行うことに。これでは、残り3人はアプローチ整備をしたあとのいいコンディション(カンテスピードが増す)でジャンプができ、明らかに「不公平」な条件。
コンディションのいい条件となり、予想どおりカンテスピードは時速87~88kmにアップしたため、39番・モルゲンシュテルン選手は123.5m、40番・ヨケルソイ選手(ノルウェー)はいい向かい風の「味方」をつけて、バッケンレコードに迫る137.5mの大ジャンプ。41番・ヘルバルト選手(オーストリア)も127.5mの大ジャンプ。
大ジャンプを間近で見られたのはいいけれど、大会的には「後味の悪い」ものとなってしまいました。
もっとも、35番・ユシライネン選手(フィンランド)は122mのK点超えジャンプをするなど、悪条件ながらいいジャンプを見せた選手もいましたが、日本人選手は100mそこそこがやっと。厳しい条件になったときに、今の日本人選手ではいいジャンプをすることが難しいようですね…。
日本人選手のトップはいい条件で飛ぶことができ、104.5mを記録した10番・一戸選手(アインズ)の8位が最高。トップとは得点にして60点以上の開きがあり、日本選手の優勝はもはや99.99%不可能に(^^;。
2本目は5人飛んだ段階でアプローチ整備をすることに…ところが、寄りによって日本選手はスタート順番が3、8、10、12、14、18、19、20、24、25番と整備をする直前の悪いコンディションで飛ぶタイミングの選手ばかり。ほんとツイてない(^^;。
その中、1本目21位・90m、昨日6年振りにW杯優勝の船木和喜選手(フィット)が厳しい条件で103mまで伸ばす。
1本目15位・99mの葛西紀明選手はK点に迫る118mまで伸ばし、大幅な順位アップ間違いなし!
1本目8位までの選手が2本目を飛ぶも、葛西選手の得点を上回ることができず、最低8位までジャンプアップするも、このあと上位選手はK点付近のジャンプで次々と葛西選手の得点を上回る。
ラスト1人を残し、1本目4位のユシライネン選手(フィンランド)がいい向かい風をもらい、2本目139mとあわやバッケンの特大ジャンプをみせ、トップに立つ。
ラストのヨケルソイ選手(ノルウェー)は123m以上で優勝のところ、K点を大きく超えるジャンプ。テレマークもしっかり決めたジャンプは2本目も137mと唯一2本ともヒルサイズの134mをオーバー。得点も292.1点とあと少しで300点台というパーフェクトな優勝です。

FISワールドカップ・ジャンプ第21戦(2005.2.6・大倉山)[敬称略]
1位[40]ヨケルソイ(NOR)137.5m,137.0m/292.1p
2位[35]ユシライネン(FIN)122.0m,139.0m★/262.8p
3位[39]モルゲンシュテルン(AUT)123.5m,126.0m/243.1p
7位[36]葛西紀明(土屋ホーム)99.0m,118.0m/183.1p
10位[33]船木和喜(フィット)90.0m,103.0m/134.9p
※★印:最長不倒
FISW杯ジャンプ札幌大会表彰台写真

葛西選手が7位、船木選手が10位とかろうじて10位以内に入ったものの、トップとの得点差は葛西選手が100点以上、船木選手が150点以上(ヨケルソイ選手の1本目だけの得点にも負けてしまう)…完全に「惨敗」でした。でも、今の状況ならこれが精一杯というところかな。ま、順位的にこの位置にいれば、優勝争いするチャンスはいつか出てくるでしょうから、あきらめちゃいけませんね。
このあと、3週間後はノルディック世界選手権です。2年前は葛西選手がノーマル、ラージの2種目ともメダル獲得、団体も銀メダルと久々に感動したのですが、今年はメダル確率、個人20%、団体30%というところかな?カギは調子を落としている伊東大貴選手。伊東選手の出来ひとつで団体の順位も決まってくると思います。この2連戦は思わぬ落とし穴で連続30位以内に入れずと不本意でしたが、気持ちを切り替えて臨んでほしいですね。まずは2月19日(土)のノーマル個人。日本はノーマルが得意ですから、ここで上位に食い込んで、波に乗ってほしいです。

|

« FIS・W杯ジャンプ札幌大会、初日レポート | Main | 「第56回さっぽろ雪まつり」小型印、押してきました »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/952/2971932

Listed below are links to weblogs that reference FIS・W杯ジャンプ札幌大会、2日目レポート:

« FIS・W杯ジャンプ札幌大会、初日レポート | Main | 「第56回さっぽろ雪まつり」小型印、押してきました »