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2005.01.30

FIS・W杯ノルディック複合、2日目後半レポート

1月30日、FISワールドカップ・ノルディック複合の札幌大会2日目の後半・距離競技。競技開始は15時の予定が、ジャンプ競技終了が遅くなったため、30分繰り下がり、15時30分スタートに変更される。

距離競技、昨日は2.5kmコースを4周する10kmでしたが、今日は3.75kmを4周する15kmです。昨日はプラス気温ということで、ベタ雪状態でしたが、今日は昨日の雨のあと、グーンと冷え込んだせいで、カチンカチン…まるでスケートリンク状態(ちょっと大げさか(^^;)。これならベタ雪より体力を使わなくてもスキーが滑るので、高橋選手にとっては有利。マンニネン選手には抜かれても、ほかの後ろからスタートの選手にはなんとか逃げ切れると予想する。
15時30分、ジャンプの1位・コイヴランタ選手(フィンランド)がスタート。22秒遅れで高橋大斗選手(土屋ホーム)がスタート。
FISW杯ノルディック複合距離・高橋大斗選手
このあと、私は1周3.75kmコースの3km地点にて応援することに。先頭は相変わらずコイヴランタ選手。2位も高橋選手。トップとの差は35秒ほどで、スタートから10秒以上さらに遅れてしまう。でも、高橋選手の走りは後半勝負で体力温存している感じでした。そして3位がトップから2分20秒遅れの7番スタート、ゴールドゼッケンのマンニネン選手。わずか3kmで4人抜き。高橋選手との差もスタート時の1分58秒から約1分と1分も縮めてきました。これでは3周目で高橋選手はマンニネン選手に抜かれてしまうこと必至(^^;。
2周目の後半、6.75km地点。先頭は変わらず1番・コイヴランタ選手。2位も2番・高橋選手。その差は24秒と1周目から10秒以上縮めて、やっとスタート時の差とほぼ同じにする。ところが、3位のマンニネン選手は高橋選手の約3秒遅れで通過。トップとの差も30秒を切り、もはや先頭に立つのは時間の問題に。
3周目の後半、10.5km地点でマンニネン選手が予想どおりトップを奪う。30秒ほど遅れて、2番・高橋選手と1番・コイヴランタ選手とのデットヒート。4位集団は2位集団から後れること1分近い差。これで高橋選手の表彰台はほぼ決定的に。
FISW杯ノルディック複合距離・マンニネン選手
このあとゴール地点へ戻ることに。実はそばにおじさんが応援していたのですが、なんと高橋選手の出身地、秋田から来たとのこと。確かに話し方が明らかに北海道の方とは違うとは思ってましたが(^^;。私のうんちくで、このままならまず3位以内の表彰台は確実!と教えると、その方は非常に喜んでました。まだ喜ぶのはちょっと早いけど(^^;。
戻る途中、最後の4周目に入ったところの高橋選手(前)とコイヴランタ選手(後)のデットヒートを撮影する。
FISW杯ノルディック複合距離競技写真
ゴール地点へ戻り、あとは、ゴールした選手の写真撮りまでの間、場内アナウンスにてレースの模様を聞くことに。2位はいったん、コイヴランタ選手に譲り、高橋選手は3位になるも、ピッタリとコイヴランタ選手をマーク。しかし、4位のハマー選手が2位集団に迫る勢いとのアナウンスにゾッとする。。
そして、マンニネン選手が先頭で戻ってきて、2位集団に30秒以上離すぶっちぎりのトップ。ゴール手前でバンザイして、余裕のゴール。これで今シーズンW杯8勝&6連勝、そして2年連続札幌大会2連勝の計4連勝と札幌では圧倒的な強さです。この調子なら2年後のノルディック世界選手権札幌大会もマンニネン選手の独壇場となりそうな感じ。
FISW杯ノルディック複合距離・マンニネン選手
2位集団は先にコイヴランタ選手が来るも、すぐ後ろに高橋選手がつき、最後の直線勝負に。高橋選手がスパートをかけて、そのままゴールへ。3m引き離して雄叫びをあげながらゴール。
FISW杯ノルディック複合・高橋大斗選手2位ゴール写真
札幌大会では高橋選手の表彰台はこれが初。やはり地元で日本選手の表彰台を目の当たりにするって非常に嬉しいことです。はっきり言って、W杯の表彰台に上がることって、すごい偉業なんです。世界の2位なんですよ!これがスゴイということをみなさんにぜひ知ってほしいですね。それが、札幌で見られただけで、私はもう幸せです(^^)。

FISワールドカップ・ノルディック複合第14戦(2005.1.30・大倉山、白旗山)[敬称略]
1位マンニネン(FIN)37:25.8J121.5m,125.0m/236.8p[7]<2:20>,R35:05.8[2]
2位高橋大斗(土屋ホーム)+49.4,J138.0m,132.0m/266.5p[2]<0:22>,R37:53.2[20]
3位コイヴランタ(FIN)+50.0,135.5m,136.5m/271.9[1]<0:00>,R38:15.8[23]
4位ハマー(NOR)+1:03.9,J125.0m,118.0m/231.1p[9]<2:43>,R35:46.7[3]
5位エデルマン(GER)+1:40.2,J133.0m,128.5m/252.3p[3]<1:18>,R37:48.0[19]
6位タンデ(NOR)+1:44.7,125.5m,123.0m/238.2p[6]<2:15>,R36:55.9[11]
※< >内は距離競技におけるジャンプ1位選手とのタイム差
FISW杯ノルディック複合・札幌大会表彰式
このあとの世界選手権、来年のトリノ冬季五輪、2年後の世界選手権札幌大会に向けて、いいきっかけとなったはずです。まだマンニネン選手の牙城は非常に厚いものがありますが、針の穴はこれで開いたのでは…と思います。プレッシャーを少しでもかけておけば、相手のミスも呼び込めるものです。まずは世界選手権でメダルをとって、トリノのステップにしてほしいですね(^^)。

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Great work! Nice site, many thanks! It very impressive. Thanks!

Posted by: ma7m0ud | 2007.07.15 at 09:39 PM

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